なすみの日常ブログ

アラフォー独女のぼっち生活

ぼっちの片鱗がうかがえる過去

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以前はいたんですよ。

一緒に旅行に行ったり、お食事したり、楽しく時間を過ごせる友達が。

「30歳を過ぎてこんなに仲良くなれる友達ができるなんて思わなかった」って言い合った友達もいました。

ずっと友達でいられるって思っていたのに・・・

私に問題があるのは間違いありません。

自分でもうまく言えないけれど自分に何かの欠落を感じます。

 

今、友達何人いるの?と聞かれたら「二人いるよ」と答えるでしょう。

なんだいるんじゃんって思ったかもしれません。

しかしその二人とはもう1年半会っていません。

いつもだいたい1~2年に1回会う仲なので、まだギリギリ友人と言えると思います。

ただその二人がまだ私のことを友人だと思ってくれているかどうかはわかりません。

日常生活で何か困った時に連絡できる仲ではありません。

うーん友達って何・・・? 

 

自分の人付き合いを回想していて思い出したことがあります。

 

小学6年生のときのことです。

私は5年生から6年生になるときに引っ越しました。

転校したのですがあまりクラスにはなじめなかったように思います。

なじめなかったというよりは、なじみたくなくて自ら周囲を拒絶したという感じです。

親の都合で転校させられて不貞腐れていたのでしょう。

転校自体が私はとてもイヤで転校先の先生も同じクラスの子たちも受け入れられませんでした。

 

それでも家が近かったAちゃんと仲良くなりました。

帰る方向が同じだったので自然と一緒に帰るようになったからだと思います。

移動教室のときや休み時間などもAちゃんといました。

 

ある日、移動教室から自分たちのクラスに帰るときのことです。

私はAちゃんが声をかけてくれるのを待っていました。

するとAちゃんはイラ立ったように私の元に来て「なんで待ってるの?」と言いました。

しかめっ面で「いつもそうだよね」と。

そう言ってプイっと一人で行ってしまいました。

私はその場に一人残されたわけですがその通りだなって思いました。

確かにいつもAちゃんが来てくれるのを待っていました。

しかし、私はAちゃんに対して悪かったという気持ちがなかったので謝罪をすることはありませんでした。

そして、自分から声を掛けるということもしませんでした。

私が態度を改めなかったのもAちゃんはきっと気に入らなかったんだと思います。

Aちゃんは私を避けるようになりました。

一人になった私のことを可哀そうだと思ったのかそれからは別の子たちの輪に入れてもらい小学校生活を終えました。

 

仲良くしてもらってAちゃんには感謝していますが私がいやなら離れて行っても仕方ないと思いました。

私は私で、悪いことをしたとは思っていませんから許しを請ってまでAちゃんの機嫌をとることがイヤでした。

6年生のときに転校したのでそこの小学校には1年しか通いません。

中学校にあがってから頑張ればいいから友達いなくてもいいかと思ったような記憶があります。

 

私が友達いないのって根底にこのことと同じものがあるように思います。

基本的に受け身です。

もっと積極的に行こうと思い能動的に連絡をとっていた時もあります。

しかし、自分から誘うことが激しくストレスなのです。

まだ同じ職場なら他部署であっても顔が見えやすいのでできますが、

完全に生活圏が離れてしまった友人を誘うなんてできない。

誘われたらうれしいけれど、

誘われなればそれはそれでよしって思っている。

他人といることが楽しいこともわかっています。

そこから得られる喜びもあります。

でも、面倒だとも思っている。

 

この文章をまとめていて、

そりゃ、最終的にぼっちになるわと思いました。

 

今はもうお別れしてしまった友達との過去話もそのうち書こうと思います。