ちょっと前、ツイッターで動画を見ました。
夜の暗いなか、女子高生が二人で後ろ向きに倒れてそのまま落ちていく動画。
はじめに見たときはこの動画は本物なのかなって疑いました。
でも、いろんな人のツイートで偽物の動画ではなく、実際におきたことだとわかりました。
この動画を見て衝撃を受けました。
頭の奥がしびれる感じで、自分がこれを見て何を感じているかわからなかった。
ただこの動画にすごくひきつけられました。
自分のメンタルによくなさそうって思いつつも何度も繰り返し見てしまいました。
この動画のどこにひきつけられるんだろう?
わからない、それでも見るのをやめられなかった。
落ち着いてきて思ったのは、彼女たちはまだ若いのにもったいないなということ。
10代なんて、その先どのようにも道を選べるのに。
彼女たちのものと思われるアカウントをちょっと見ましたが、二人ともすごくかわいい女の子でした。
死にたいと思うつらいことがあったかもしれないけれどまだ10代。
この先、結婚して出産して子育てして、多くの人が歩むであろう暮らしをしていく道だってあっただろうに。
いや、でも待てよ。
そんなこともないかとも同時に思いました。
私が彼女たちと同じ年ごろである高校生の頃、これから先の人生がどうなっていくのか全然見通せないことがすごく不安でした。
(人生に絶望する出来事があった彼女たちと、ただ漠然と不安を感じていた私とを比較するのはちょっと違うような気もしますけどね)
仕事を頑張っている自分の姿も、結婚して子供を持つ姿も想像できなかった。
そしてその勘はあたり、アラフォーにして無職で独身、なんで生きているんだろうって思う日々。
あの時にどうにかしていれば、こんなに苦しむこともなかったのにとも思ってしまう。
彼女たちはこの世の苦しみから解放されたとも考えることができる。
それってすごくうらやましい。
あと「友達と二人で」っていう部分。
一人だと怖くてできなくても、二人だと勢いがつきそうです。
そんな友人がいた彼女たちが私はうらやましい。
まあ、そんな友人がいたから不安が増幅し、希死念慮が増大して行動に移してしまった可能性もあるけど。
アラフォーとなった今やつらさを共有してくれる友人もいないし、ただ一人部屋のなかでこの世に対する恨みつらみをこうしてブログに吐き出すしかない人生よりかはいいような気がしてならない。
彼女たちのご家族や友人の気持ちを考えれば、このようなことは言うべきではないのかもしれないけれど、これが私の本心です。
彼女たちを見て、あいみょんの「生きていたんだよな」という曲が思い浮かびました。
この曲、たまにすごく聞きたくなるときがあります。
それでこの歌の主人公になったり、それを客観的に見ている人になったりする。
それぞれの登場人物になって考えたり感じたりする。
私の場合はそれで気持ちが昇華できている気がします、今のところは。
それにしても、はじめてこの曲を聞いたときは衝撃を受けました。
とんでもない歌だな、こんな歌を出して大丈夫?って思いました。
だって、この歌に後押しされちゃう人がでてしまいそうな気がしてしまうから。
そう思うのは私だけで、他の人はそうでもないのかな。
汗対策しないと。
一番は痩せることってわかってるんですけどね。