試着室の鏡の前ほど現実的な場所ってないって思うんです。
圧倒的に現実的な自分の姿を至近距離で見てしまい、自分が思う自分の姿より3倍はひどくてショックを受けました。
文章がなんか変ですが、私が言いたいことが伝わるかしら?
自宅でも鏡は見ています。
手鏡も洗面所の鏡も姿身もあるし、それにうつる自分も毎日見ています。
でも家で見る自分よりも試着室で見る方がはっきり、くっきり見えるので不思議です。
先日、冬に履くズボンを買いに出かけました。
寒くなってからも夏用の接触冷感の機能のあるズボンをはいていたので、さすがにつらくなってきたのです。
夏にはあんまり接触冷感の機能を発揮していなかったから、ほんとにその機能がついているのかなって疑っていました。
でも寒くなった今ではものすごく冷たく感じ、接触冷感を疑ってごめんって思いました。
スーパーに買い物に行くたびにひんやりするので着替えもイヤになります。
冬用に昔ユニクロで購入したズボン(暖パンだっけ?)もあるのですが、太ってしまいぴちぴちです。
それに、あまり動かないときにはいいのですが、それをはいてスーパーまで歩くと体がすごくあつくなって汗をかいてしまいのです。
体の中はあついけど、かいた汗が体表で冷たくなってすごく冷えてしまいます。
身体の内側と外側の落差で具合が悪くなりそうになってしまうのです。
なので、暖パンよりもうちょっとライトな感じの冬用のズボンが欲しいと思って出かけました。
そうは言っても去年はこの接触冷感のズボンで冬もお買い物に行っていたんですけどね。
去年は履いた時のひんやり感に耐えられたけれど今年は耐えられなくなりました。
たかが1年されど1年、確実に老いているということでしょうか。
ズボンを買うのはうちから行けるショッピングモールにはいっている「パシオス」というお店です。
「しまむら」に似ているお店です。
パシオスのいいところはズボンのサイズが4Lまで置いてあることです。
やせていたころはユニクロでズボンを買っていたのですが、ユニクロはXL(LL)までしか店舗に置いておらず、それ以上のサイズはお取り寄せになってしまいます。
なので、お店にいったら商品があってすぐ試着できるパシオスでここ3年はズボンを買っています。
服の品質はユニクロよりも劣りますが、その分安いしお気に入りです。
さて、今回は合計5本のズボンを試着しました。
そこで至近距離で自分を見ることになるのです。
すべてがひどいのですが、まず髪の毛。
さいごに髪を切ったのはたぶん半年くらい前で、白髪染めは1年はしていない。
明らかに手入れをしていない白髪まじりののびっぱなしの髪の毛です。
普通にシャンプー、リンスするだけで、ヘアオイルとかヘアミルクとかもつけていないのでものすごくバサバサ、パサパサ。
実年齢+10歳くらいに見えました。
そして体型。
あれ?私ってこんなに太ってたの・・・?
なんかものすごいんですけど。
顔もまん丸、肩幅がどこまでもあるし、お腹もすごく出てる。
よくこんなに太れたなってくらいすべてが太い。
え?
いやいや、自分がこんな姿なわけはない、鏡がゆがんでいるに違いない。
・・・だれか私が鏡に醜く映る魔法をといておくれ・・・おねがいだから・・・。
服の試着ってけっこう体力使うと思うんですが、私だけでしょうか。
自分のズボンを脱いで、試着のズボンをはいて、脱いで、自分のズボンをまたはく。
寒いから上着も何枚も着ていてそれを毎回ズボンにうまくおさめて、鏡で確認する。
パシオスは試着するところが電話ボックスみたいな感じで、せまいので肘とか膝とかぶつけそうになりながらもぞもぞと着替えるしかありません。
それに「試着は1回につき2着まで」と書いてあります。
今回ははじめにピックアップして試着したズボンがいまいちで、一度試着室を出てからもう一度入り直しました。
もし外で誰か試着の順番を待っていたらと思うとゆっくりはできず、一人で焦ってしまい額に汗も浮かんできました。
ただでさえブサイクな外観が汗までかいちゃってほんとひどい・・・。
自分を直視できませんでした。
最後のほうは疲れてしまいげっそりです。
冬用にちょっとあたたかい生地のズボンを買うはずだったのに、もう何かひとつ買えばいいかという考えになり、春・秋くらいの気温のときに履くような生地のズボンを買いました。
まあ、あんまり外に出ることもないし、今年はこれで乗り切りたいと思います。