今週、最終回を終えたドラマ「ミステリと言うなかれ」。
2022年の冬ドラマで唯一はじめから終わりまで見たドラマでした。
私の感想は「よくなかった」です。
1話からよくなかったですねぇ。
それ以降、マシになるかなって期待して見ていたんですけど、最後までよくなかったと思います。
見る前は結構期待していたんですけど、こんなにがっかりするとはな。
でも、ネットやSNSの感想を見ると「よかった」っていう感想が多いんですよね。
私はこのドラマの原作漫画が好きなので、ちょっと厳しい評価になってしまったのかもしれません。
私は原作漫画の最新巻まで単行本を持っています。
作者の田村由美さんの漫画は昔から好きでほかの作品の単行本も持っています。
実家にはまだ私が実家にいた頃に購入した単行本がありますし。
だから、ドラマ化されるって知ってすごく楽しみにしていました。
それが、こんな感じのドラマになるなんて・・・。
まず、マンガで読んだ時には感じなかったけど、ドラマだと一人でずっと話すのってなんか変です。
ドラマにするなら違和感のないように何とかできなかったのかしらって思ってしまう。
特に1話。
マンガだとすごく面白くてどんどん読めちゃうんだけど、ドラマでは見ているのが苦痛でした。
この説明はいつまで続くんだろうって時計を見ちゃうくらい。
面白いドラマって「あとどのくらいだろう?」って思う間もなく終わるんですが、このときは何回も時計を見ました。
それに、いろいろ事件がおきますが、マンガだと突飛な展開でもいい感じにおさまるけど、実写化されるとあまりに現実離れしていて突っ込みどころ満載ってかんじです。
あと、ネットでもたくさん言われていたけど主演の菅田将暉さんが主人公の久能整くんのイメージと違うって思いました。
とは言っても実際にドラマになれば役者さんの演技でイメージの違いは払しょくされるかもって思いました。
しかし、1話を見てすぐ期待は打ち破られました。
見た目のイメージもだけど、それ以上に彼の演技が整くんのイメージとちがーう!!
なんか、ずっと口をとがらせながら話しているように感じられて、整くんはそんな話し方じゃない!!って思いました。
そんなふてくされているようには話さないって。
それに整くんは大学生なのに、菅田将暉さんがどう見ても大学生には見えない。
ガロくんも大学生くらいのはずなのに、ものすごいおじさんに見えるし。
ちょっと老けすぎではないかな。
ガロくんはハンサムな設定なのに台無しです。
瑛太さん自身もとってもイケメンなのになんでああなったんだろう?
登場人物関係だと、風呂光さんがドラマ仕様変えられてしまってたこともなんかな・・・って思いました。
整くんにほのかにラブっていう感じが、なんだそれ?って思いました。
原作では風呂光さんてそんなに出てこないのに、あっちにもこっちにも引きずりだされちゃっているって感じ。
伊藤沙織さんをたくさんテレビに出したかったんだろうけどさ。
ただ、伊藤さんの配役はイメージ通りでいいなって思いました。
あと、一番だめって思ったのは主題歌を挿入するタイミング。
キングヌーの歌自体はとってもいいと思います。
でも、なんでそこの場面で流す?って思いました。
犯人が自白する場面でよく流れていたと思うんですけど、犯人の告白を曲が思いっきり邪魔しているって思いました。
犯人役の人の演技と歌がすごく喧嘩しているって感じ。
それに、この曲が流れてくると反射的にそろそろドラマが終わる時間かなって感じるんですよね。
なのに実際はまだそのあとも続くから、なんか話の流れに違和感を感じてしまうわけですよ。
マンガではまだ最終回を迎えていなかったから、ドラマの最終回はどう終わるんだろうってワクワクしていました。
期待していたのに、結局「映画、またはシーズン②に続く」みたいな感じで終わってしまいがっかりしました。
あー、そのパターンか。
まとめ
- マンガではただしゃべってるだけのシーンでも面白かったけど、ドラマだと面白くない
- 登場人物と演じる役者さんのイメージが合わなすぎだし、演技もちょっと・・・
- 主題歌を挿入するタイミングに違和感があって話に集中できない
- 続編があるように匂わせて終わったこと
以上のことから私のこのドラマの評価は星一つです。
ドラマはつまらなかったけど、漫画は面白いです。
星五つです!
すごくオススメです。
ちなみに「猫mix幻奇譚(げんきたん)とらじ」という漫画も面白いです。
個人的にはこっちのほうが好きですが、好みはわかれそうです。