3日続けて外出したので、今日は家から出ませんでした。
土曜日だし、外に出て家族連れとかカップルとすれ違ったらまた気分が落ち込んでしまうかもと思ったから。
今日は久しぶりにマインクラフトで遊びました。
1度やり始めるとずっとやってしまうという恐ろしいゲームです。
あっという間に1時間たちます。
3日続けて外出したの内容はこちら。
1日目は市役所、
2日目は美容室と銀行、
3日目はイオンの5%オフを目当てにお買い物に行きました。
市役所や銀行は閉じる時間があるからグダグダしていられない。
なんか、久しぶりにお昼過ぎに家を出ました。
夏の日中は暑すぎるので買い物を夕方~夜にしていました。
そのリズムが身体に染みついて涼しくなってからも夕方にお買い物に行っていました。
久しぶりに明るいうちに外に出て気持ち良かった。
「私にしたらすごいこと」とは他人に声をかけたことです。
まあ、私以外の人には大したことではないでしょう。
イオンでの買い物の帰りです。
私の前を歩いているお姉さんのリュックから紙パックのお酒が落ちそうになっていたのです。
少し小さめのリュックのチャックがほぼ全開になっていて紙パックが45度くらい後ろに倒れている。
その人の歩くリズムに合わせて紙パックが揺れて今にも落ちそうです。
あ゛あ゛あ゛ーーー、落ちるぅーーー
と思ったら、あまり考えることなく3歩くらい走って後ろから「すみません、落ちそうですよ」と声をかけることができました。
「あら!落ちそうだった?ありがとう」とそのお姉さんは言ってくれました。
その出来事は一瞬でしたがイオンからの帰り道、
「私、よくやった」とにやにやしながら帰りました。
感謝の言葉をもらってしまった。
うれしい。
歩きながら、私も何回かこうやって声をかけてもらったことがあったなと思い返しました。
あれは初めてスーツを着て出かけた日。
スーツは着る日までしわにならないようにクローゼットに大事にしまっていました。
着なれないなと思いながら鏡で全身をチェックして出発。
最寄り駅の近くまで来たところでおばさんに声を掛けられました。
「ねえ、あなた、しつけ糸がついたままよ」と。
一瞬で顔が赤くなったような気がします。
「あ!え、んー・・・」と身体をよじって後ろを見ようとしました。
おばさんはやさしく笑って、すっとしつけ糸をとってくれました。
このまま電車に乗っていたらもっと恥ずかしい思いをしていたでしょう。
おばさんにとても感謝しました。
もう一つ、バスの中で声をかけてもらい助かったことがあります。
働いていた時のこと。
私の家は、バスで病院と駅の中間くらいにありました。
夜勤明けでバスに乗って帰ったのですが疲れすぎてバスの中で寝てしまったのです。
自分の降りるバス停は通りすぎ終点に着いてしまいました。
終点のバス停は駅だったので、そこでお客さんはみんな降ります。
しかし、私は完全に寝ており終点に着いたことも気が付きませんでした。
そんな時、おばさんが「あなた、終点よ」と肩をたたき、声を掛けてくれました。
そして、ぶはっと目が覚めました。
声を掛けてもらえなかったらいつ目が覚めるかわからないくらい深く寝ていたのでほんとに助かりました。
実は後日、また夜勤明けの帰り道に寝てしまいました。
その時は誰にも起こしてもらえませんでした。
そして、ふと目を開けると私だけを乗せてバスが走っていました。
わっ!?と思って前を見ると回送になっています。
まずいと思い「すみませーん!」と出来る限りの大声をあげて走っているバスのなかをよろけながら運転手さんのもとへ行きました。
運よくまだ終点の駅を出発したばかりでした。
運転手さんに「びっくりしたよー」と言われながらバスを降りました。
びっくりしたのはこっちだよ。
回送になるならバスの中を見てくださいよ。
ちょっとバスを見渡せば私が寝てるってわかったと思うんだけどな。
寝ちゃった自分が悪いんだけどさ。
ということがありました。
ちょっとの声をかけがすごく助かることってあります。
自分もあのお姉さんの役に少しは立てたかしら。
そうだったらうれしいな。