なすみの日常ブログ

アラフォー独女のぼっち生活

季節を感じるココロ

 

ほぼずっと家に引きこもっています。

家から出るのは週1回くらい。

なのであまり季節を感じない。

んー、「感じない」って言うとちょっと違うか。

暑さ、寒さの変化や湿度はもちろん感じるけど、それだけ。

なんか無機質というかモノクロ。

でも、季節はもっと人間的っていうか、それぞれに色とか匂いとかあるじゃないですか。

そういうのを最近あんまり感じてなかった。

 

でも今日はちょっと季節を感じることができた。

ふわっと香りがしたと思ったら、ただの景色が一気に秋の景色になった気がした。

自分の中にも感じるココロがまだちゃんとあるって確認できて、なんかほっとした。

最近、心がずっと薄暗い~真っ暗いところにいたけど、今日は久しぶりに明るいところに出れた気がした。

 

 

今日は20日。

ウェルシアでTポイントを使ってお得に買い物ができる日でした。

この家からウェルシアに行くの、ちょっと遠いんですよ。

遠いから夏は暑くてとてもじゃないけど行けなかった。

Tポイントもあんまりなかったし。

でも、今日はちまちまとためたTポイントも1800くらいになったし、バターも食べきってしまいそうなので久しぶりにウェルシアへ行こうと思いました。

ついでに業務スーパーと実家にも寄りたい。

そして、暗くなる前に帰ってきたい。

窓を開けて外気を確認するとひんやり、それにあまり晴れているように見えなかったので上着を着て出ました。

でも外に出てみると意外とあったかいし、晴れている。

現在、この建物の周囲を外装工事のための足場に黒い網が張ってあって、それ越しに外を見たからちょっと曇っているように見えたのかも。

 

天気が晴れていると気持ちもなぜか前向きになる。

風は冷たいけど、冷たすぎでもなくていい感じ。

ふと甘い花の香りを感じました。

金木犀だ。

香りの元をさがしてキョロキョロしたら小さいオレンジ色のつぶつぶが見える。

季節が移り変わっていっているんだなって感じました。

通勤していたとき、途中の道に咲く花とか木の葉っぱの様子でいつも季節を感じていたなって、思い返しました。

1個目の職場の近くにひまわりがまとまって咲く場所があって、毎年夏になるとその光景が好きだったなとか、

2個目の職場には病院の敷地内に桜があって、病室からも桜が見えてたなとか、

前に川沿いに住んでいたときには川べりをよく散歩をしていたけど、その道端にコスモスが咲いていたなとか、

林の中に遊歩道が設置されているところがあって、森林浴しようと思ってたまに散歩しに行ったなとか。

梅雨の時期にはアジサイだったり、春に菜の花だったり、冬にオリオン座見ながら帰ったり。

家から職場までの道、地獄に続く道って思って嫌いだった。

でも、今思えばその道で季節を感じていたんだなって。

そんなことを思い出していたら、なんか、生きているんだなって思ったんです。

 

 

歩いている途中で、ふと窓の鍵をかけたかなって思いました。

あれれ、すごく不安。

現在、足場が組まれているし、今日は工事をやっていないから泥棒が窓から入ってきて大切なものを盗まれていたらどうしよう。

こんな心配も久しぶりだな。

学生の頃、激せま物件に住んでいたんですが、そこが電熱線のコンロだったんですよ。

で、学校に行くのに電車に乗ってから「あれ?消したっけ?」ってものすごく不安になって途中下車し折り返して確認しに戻ったことがあったな。

それで授業に遅刻したな。

電熱線はちゃんと消してありました。

戸締りの心配をすることが久しぶりで、それがなんかちゃんと生活しているなって思えて、なんかうれしかった。

家に帰って一番に確認したら鍵はきちんとしまっていました。

なんだかんだでちゃんとしてるね。

 

外出して外の空気に触れることが心に良い影響を与えるのだろうと思います。

晴れている道を歩いて、心の底にたまっていたものが攪拌されて昇華したって気がします。

効果は多分長くは続かないけど、今日、寝るまでは大丈夫だと思う。

 

なんか、またよくわからない記事を書いてしまった。

だから何?、何がいいたいんですか?って聞かれそうな記事。

んー。

ただ思ったことを書いただけで、それ以上でも以下でもないです。

まとまらない私の頭のなかそのものってかんじ。

 

昔は金木犀の香り=トイレの芳香剤ってイメージしていたけど、

今は季節の香りって思う。

香りで季節を感じるって、大人になって風流な人間になってきたのかなって歩きながら思いました。